“内印（ないいん）” の例文

「やよ、左右の大臣。納言、参議を始め、文武百官、六弁八史の叙目は、到底、一日には任じきれぬ。したが、かんじんな内印（ないいん）外印（げいん）の玉璽（ぎょくじ）は、鋳（い）てあるのか」

平の将門 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“内印（御璽）”の解説

御璽（ぎょじ）とは、いくつかの国において、皇帝（または天皇）が公式に用いる印章（璽）を指す語。具体的には、

日本国において、「天皇御璽」の印文を有する天皇の印章。本項ではこれについて解説する。

大韓帝国において、「皇帝御璽」の印文を有する大韓帝国皇帝の印章。

満洲帝国において、「満洲國皇帝之寶（満洲国皇帝之宝）」の印文を有する満洲国皇帝の印章。#満洲帝国を参照。
日本国憲法の下においては、御璽は、天皇の国事行為に伴い発せられる文書に押印される。近代以前には、内印（ないいん）と称された。
(出典:Wikipedia)

内	常用漢字 小２ 部首:⼌ 4画
印	常用漢字 小４ 部首:⼙ 6画