其由そのよし)” の例文
しかるに御身は殊の外の人を忌嫌い候様子、拙者の眼に相見え候えば、むすめながらも其由そのよしのいい聞け難くて、臨終いまわの際まで黙し候
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)