“兵部省”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひやうぶしやう50.0%
ひょうぶしょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下総は延喜式で左馬寮さまれう御牧貢馬地みまきこうばちとして、信濃上野甲斐武蔵の下に在るやうに見えるが、兵部省ひやうぶしやう諸国馬牛牧式ぼくしきを見ると、高津たかつ牧、大結牧、本島もとじま牧、長州牧など、沢山なまきがあつて
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「ご親切、ありがとう存じます。ですが、明日あすは、兵部省ひょうぶしょうとの打ち合わせがありますし、明後日は、早朝に横浜から出帆する船へ乗り込まねばなりません。酔いのさめるまで、待っておりましょう」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)