“ひょうぶしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兵部少輔50.0%
兵部省50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其中、此針のむしろの上で、兵部少輔ひょうぶしょうから、大輔たいふに昇進した。そのことすら、益々脅迫感を強める方にばかりはたらいた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「ご親切、ありがとう存じます。ですが、明日あすは、兵部省ひょうぶしょうとの打ち合わせがありますし、明後日は、早朝に横浜から出帆する船へ乗り込まねばなりません。酔いのさめるまで、待っておりましょう」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)