“兵部宗勝”の読み方と例文
読み方割合
ひょうぶむねかつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一ノ関の兵部宗勝ひょうぶむねかつと取り交わした証文が、甲斐の手ににぎられているという。雅楽頭はすっかり忘れていた。
だが、この四人のうしろに一ノ関(兵部宗勝ひょうぶむねかつ)がいた。かれら四人は一ノ関のひく糸によって踊った木偶でくにすぎない。そしてまた、七兵衛らに四人を暗殺させたのも、一ノ関その人であった。