“恤兵部”の読み方と例文
読み方割合
じゅっぺいぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綾之助はこのおりこそと木戸銭がわりに手拭（てぬぐい）二筋ずつ客に持ってきてもらう演芸会を開き、二日間に二万本を集め得て恤兵部（じゅっぺいぶ）におくった。
竹本綾之助 (新字新仮名) ／ 長谷川時雨(著)
小学校の生徒が親にねだって恤兵部（じゅっぺいぶ）へ金を寄付したりするような極端なことは不必要であるが、精神の持ちようにいたっては全く同様でなければならぬ。
戦争と平和 (新字新仮名) ／ 丘浅次郎(著)