“共仆”の読み方と例文
読み方割合
ともだお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さなきだに重体の多市は脾腹ひばらたれてひとたまりもなく、ウームと弓形ゆみなりにのけぞるはずみ——行燈の腰へすがった共仆ともだおれに、一面の闇、吹ッ消された燈火ともしびは窓越しに青白い月光と代った。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、後ろの役人と共仆ともだおれによろめいていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)