“全剥(ウツハ)” の例文
前にも引き合ひに出たすくなひこなの神なども、常世へ行つたと言ふが、実は、蛾(ヒムシ)の皮を全剥(ウツハ)ぎにして衣とし、蘿摩(カヾミ)の莢(サヤ)の船に乗る仲間の矮人(ヒキウド)の居る国に還住したことを斥(サ)すのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)