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兜兒
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かくし
ふりがな文庫
“
兜兒
(
かくし
)” の例文
新字:
兜児
されど財布をこそ人にやりつれ、さきに
兜兒
(
かくし
)
の
裡
(
うち
)
に入れ置きし「スクヂイ」二つ猶在らば、人々に取らせんものをと、かい探ぐるにあらず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その面は色を失ひて、唇は打顫へり。我が、あな、何事のおはせしぞと驚き問ふ時、マリアは
兜兒
(
かくし
)
の中より、一封の
書
(
ふみ
)
を
取出
(
とうで
)
て、さて語を
續
(
つゞ
)
けて云ふやう。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
くだもの、果子など多く賜り、白銀幾つか
兜兒
(
かくし
)
にさへ入れられたるわが喜はいふもさらなり、媼は衣服、器什くさ/″\の外、二瓶の葡萄酒をさへ
購
(
あがなひ
)
ひ得て、
幸
(
さち
)
ある日ぞとおもふなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
兒
部首:⼉
8画
“兜”で始まる語句
兜
兜巾
兜町
兜首
兜率天
兜帽
兜形
兜率天宮
兜屋
兜虫