先揚さきあげ)” の例文
立会役に代った藩士のひとりが、すすきの葉を二本ちぎってくじにして二人に引かせた。短いほうが先揚さきあげ、長い方が殿しんがり。——七が先に当った。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)