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兆二郎
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ちょうじろう
ふりがな文庫
“
兆二郎
(
ちょうじろう
)” の例文
窯焚
(
かまた
)
きの
百助
(
ももすけ
)
は、無論あのまま黙ってはいない。なお、
執念
(
しゅうねん
)
深く、
兆二郎
(
ちょうじろう
)
の疑点をいくつも探り、佐賀の城下へ出て密告した。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「今、あわてて逃げだした
男女
(
ふたり
)
は、久米一の娘の
棗
(
なつめ
)
さんと
絵描座
(
えかきざ
)
に仕事をしている、
兆二郎
(
ちょうじろう
)
という若造ですぜ」
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それが
絵描座
(
えかきざ
)
の
兆二郎
(
ちょうじろう
)
であることはいうまでもないが、その部屋へ入るとやがて、兆二郎の姿はどこかへ消えてしまう。そして、戸棚の上の
天井板
(
てんじょういた
)
が黒い口を開くのである。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兆
常用漢字
小4
部首:⼉
6画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“兆”で始まる語句
兆
兆候
兆殿司
兆域
兆民居士
兆占
兆寿
兆庶
兆瑞
兆載