“偽金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にせがね50.0%
にせきん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日になって任の家から下男をよこして、払った金はすっかり偽金にせがねであるから、つかまえて官にわたすといって来た。二成と臧は顔色を変えて驚いた。臧がいった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
七兵衛は得意になって、正徳しょうとく享保きょうほ改鋳金かいちゅうきんを初め、豆板、南鐐なんりょう、一分、二朱、判金はんきん等のあらゆる種類を取並べた上に、それぞれ偽金にせきんまでも取揃えて、お絹を煙に巻いた上に
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)