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偸取
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とうしゅ
ふりがな文庫
“
偸取
(
とうしゅ
)” の例文
如何に彼が大奥の
援引
(
えんいん
)
によりてその位を固うしたるにせよ、如何に彼が
苟安
(
こうあん
)
を
偸取
(
とうしゅ
)
したるの
譏
(
そし
)
りは免るべからざるにせよ、如何に
因循
(
いんじゅん
)
姑息
(
こそく
)
の風を
馴致
(
じゅんち
)
し、また
馴致
(
じゅんち
)
せられ
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
速かに寛永
打払
(
うちはらい
)
令の旧に復せば、また何ぞ黒船の
憂
(
うれい
)
あらんやと。外事に
聵々
(
かいかい
)
として、一日の
苟安
(
こうあん
)
を
偸取
(
とうしゅ
)
せんとする幕府は、ここにおいて異国船を二念なく打払うの令を布けり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
偸
漢検1級
部首:⼈
11画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“偸”で始まる語句
偸
偸視
偸見
偸安
偸盗
偸児
偸聴
偸盗戒
偸食
偸劫