候人サブラヒビト)” の例文
如何イカガお考へ遊ばしまする。おして、奈良へ還れぬでも御座りませぬ。モツトモ、寺方でも、候人サブラヒビトや、奴隷ヤツコの人数を揃へて、妨げませう。シカし、御館ミタチのお勢ひには、何程の事でも御座りませぬ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)