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倒死
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のたれじに
ふりがな文庫
“
倒死
(
のたれじに
)” の例文
お雪は又、
附添
(
つけた
)
して、
仮令
(
たとい
)
倒死
(
のたれじに
)
するとも一旦
嫁
(
とつ
)
いだ以上は親の家へ帰るな、と堅く父親に言い含められて来たことなどを話した。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
母子二人
倒死
(
のたれじに
)
するまでも、腹の中をからにして往生するにもしろ、以前、我が家の
昌
(
さか
)
つた頃、台所から這ひずつて来て、親父の指の先に転がされて働いた奴等の
下職人
(
した
)
とはなつて、溝板
修覆
(
なお
)
しや
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
倒死
(
のたれじに
)
するとも帰るなと堅く言ってよこしたという名倉の父の家へ、果してお雪が帰り得るであろうか。それすら疑問であった。お雪は既に入籍したものである。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“倒”で始まる語句
倒
倒潰
倒立
倒錯
倒壊
倒懸
倒様
倒伏
倒嚼
倒樣