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侍体
ふりがな文庫
“侍体”の読み方と例文
読み方
割合
さむらいてい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむらいてい
(逆引き)
まだ年若き
侍体
(
さむらいてい
)
の者であることは誰が見てもわかることでしたけれど、その若い侍体の人柄に見覚えがあることから、南条はじっと立って動きませんでした。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかるにその先にさらに素襖の
侍体
(
さむらいてい
)
のもののついているのは、おそらく室町時代において、検非違使の参列がもはや単に形式にのみ流れて、警固の実務に当るに足らなくなったが為に
放免考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
笠を深く
被
(
かぶ
)
って両刀を差して、
袴
(
はかま
)
を着けて足を固めたまだ若い
侍体
(
さむらいてい
)
の人、おそらく兵馬より若かろうと思われるほどの形でもあり、姿でもあり、またその声は
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
侍体(さむらいてい)の例文をもっと
(3作品)
見る
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“侍”で始まる語句
侍
侍女
侍者
侍従
侍童
侍座
侍所
侍医
侍士
侍坐
“侍体”のふりがなが多い著者
中里介山
喜田貞吉