“何太后”の読み方と例文
読み方割合
かたいこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ若い廃帝は、明け暮れ泣いてばかりいる母の何太后かたいこうと共に、永安宮の幽居に深く閉じこめられたまま、春をむなしく、月にも花にも、ただ悲しみを誘わるるばかりだった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、嗚咽おえつして泣く声が流れた。帝の側にいた何太后かたいこうであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何太后かたいこうは、帝を迎えると
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)