“伝声管”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でんせいかん33.3%
パイプ33.3%
ボーイス・チユーブ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艇長は伝声管でんせいかんを口にあてて叫んだ。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
伝声管パイプから、伝令の太い声が、聞こえた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
後部の掌砲兵しやうはうちやうが悲痛の声を絞つて、伝声管ボーイス・チユーブに口を寄せて叫んだ。けれども伝声管ボーイス・チユーブはもう敵弾にいたんでゐるので、船橋ブリツヂへは通じない。よし通じても、監督の堀大尉は戦死してゐた。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)