“仙北（せんぼく）” の例文
一番手短にそれらのものを窺（うかが）うには、荒物屋を訪ねるに如（し）くはありません。奥地に入らずとも、盛岡市の仙北（せんぼく）町はよい例を示すでありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)
北の方の境としては、羽後の横手町のドンガランボ、同仙北（せんぼく）郡横沢村でもドンガラである。
野草雑記・野鳥雑記：01 野草雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
『おじい様、石町の垣見佐内様と、仙北（せんぼく）十庵様が』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
しかもこれがただ南北二箇処だけの一致であった場合は、また何とか手短かの解釈も出来るが、後々気をつけていると中間の例はまだそちこちにある。たとえば羽後（うご）の仙北（せんぼく）地方では、この鳥は
野草雑記・野鳥雑記：02 野鳥雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
羽後の仙北（せんぼく）の旭の滝の不動堂には、年々大きくなるという五尺ほどの岩があって、それをおがり石と呼んでおりました。おがるというのはあの地方で、大きくなるという意味の方言であります。
日本の伝説 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
（秋田県案内。秋田県仙北（せんぼく）郡金沢町荒町）
日本の伝説 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
（月之出羽路。秋田県仙北（せんぼく）郡花館村）
日本の伝説 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
カギヒッパリ　羽後仙北（せんぼく）郡
野草雑記・野鳥雑記：01 野草雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
サトスズメ　秋田県仙北（せんぼく）郡
野草雑記・野鳥雑記：02 野鳥雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
ヂックビ　仙北（せんぼく）郡横沢
野草雑記・野鳥雑記：01 野草雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)