“今川家”の読み方と例文
読み方割合
いまがわけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今川家いまがわけ蚕食さんしょくし、織田おだ家とむすんで、やや一国の体面をたもってからでも、艱苦貧乏は徳川家の守り神であり、家中の精神をたゆまずみが砥石といしだったものである。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金泥きんでいのふすまに信玄しんげん今川家いまがわけからまねきよせた、土佐名匠とさめいしょうの源氏五十四じょう絵巻えまきりまぜがあるので、今にいたっても、大久保長安おおくぼながやす家中かちゅうみな源氏閣とよんでいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)