トップ
>
人群集
>
ひとだかり
ふりがな文庫
“
人群集
(
ひとだかり
)” の例文
さか
鱗
(
うろこ
)
を立てて、
螺旋
(
らせん
)
に
蜿
(
うね
)
り、
却
(
かえ
)
つて石垣の穴へ引かうとする、
抓
(
つか
)
んで飛ばうとする。
揉
(
も
)
んだ、揉んだ。——いや、
夥
(
おびただ
)
しい
人群集
(
ひとだかり
)
だ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と重なり合った
人群集
(
ひとだかり
)
の中に、
足許
(
あしもと
)
の溝の縁に、
馬乗提灯
(
うまのりぢょうちん
)
を動き出しそうに据えたばかり。店も何も無いのが、額を
仰向
(
あおむ
)
けにして、大口を
開
(
あ
)
いて
喋
(
しゃべ
)
る……この学生風な五ツ紋は
商人
(
あきんど
)
ではなかった。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“人群”で始まる語句
人群