トップ
>
人厭
>
ひとぎら
ふりがな文庫
“
人厭
(
ひとぎら
)” の例文
極端な
人厭
(
ひとぎら
)
いの彼が、盛り場を歩き廻ることを好んだというのは、
甚
(
はなは
)
だ奇妙だけれど、彼は多くの夜、河一つ
隔
(
へだ
)
てた浅草公園に足を向けたものである。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
先にも
一寸
(
ちょっと
)
触れて置いたが、かくも
人厭
(
ひとぎら
)
いな柾木愛造にも、例外として、たった一人の友達があった。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
柾木愛造は内気や
人厭
(
ひとぎら
)
いで異常人であったばかりでなく、恐らくはその外の点に於いても、例えば、秘密や罪悪に不可思議な魅力を感ずる所の、あのいまわしい病癖をも、彼は心の隅に
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
“人”で始まる語句
人
人間
人々
人気
人形
人数
人魂
人力車
人影
人目