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人交
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ひとまぜ
ふりがな文庫
“
人交
(
ひとまぜ
)” の例文
この間に、愛吉がお夏の来歴を説く一場の物語は、
人交
(
ひとまぜ
)
もせず進んで、築地明石町の医学士の診察所における出来事にまで至ったのである。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
最初
(
さいしよ
)
から
二人
(
ふたり
)
對坐
(
さしむかひ
)
で、
人交
(
ひとまぜ
)
もせぬで
何
(
なに
)
か
睦
(
むつ
)
まじさうに
話
(
はなし
)
をして
居
(
ゐ
)
たが、
皆
(
みんな
)
がわい/\
言
(
い
)
つて
立騷
(
たちさわ
)
ぐのを
見
(
み
)
ようともせず、まるで
別世界
(
べつせかい
)
に
居
(
ゐ
)
るといふ
顏色
(
かほつき
)
での。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“人交”で始まる語句
人交際