“井川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゐがは66.7%
いがわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、その一週間か二週間かまへに今の恒藤恭つねとうきよう——当時の井川ゐがは恭と一しよにお見舞に行つたことは覚えてゐる。先生はベツドに仰臥ぎやうぐわされたまま、たつた一言ひとこと大分だいぶい」と言はれた。
二人の友 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
恒藤恭つねとうきやう これは高等学校以来の友だちなり。旧姓は井川ゐがは。冷静なる感情家と言ふものあらば、恒藤は正にその一人ひとりなり。京都の法科大学をいで其処そこの助教授か何かになり、今はパリに留学中。
学校友だち (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
清正公何うも不安心で溜まりません。そこでお城の工事が大分はかどってから五郎に命じて井川いがわを掘らせました
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)