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ゐがは
ふりがな文庫
“ゐがは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
井川
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井川
(逆引き)
が、その一週間か二週間か
前
(
まへ
)
に今の
恒藤恭
(
つねとうきよう
)
——当時の
井川
(
ゐがは
)
恭と一しよにお見舞に行つたことは覚えてゐる。先生はベツドに
仰臥
(
ぎやうぐわ
)
されたまま、たつた
一言
(
ひとこと
)
「
大分
(
だいぶ
)
好
(
い
)
い」と言はれた。
二人の友
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
恒藤恭
(
つねとうきやう
)
これは高等学校以来の友だちなり。旧姓は
井川
(
ゐがは
)
。冷静なる感情家と言ふものあらば、恒藤は正にその
一人
(
ひとり
)
なり。京都の法科大学を
出
(
いで
)
、
其処
(
そこ
)
の助教授か何かになり、今はパリに留学中。
学校友だち
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
先生はむづかしい顔をされながら、
井川
(
ゐがは
)
にもやはりかう言はれた。
二人の友
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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