“五種”の読み方と例文
読み方割合
いついろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも四文しもんとのみ込んで差出たがる親仁なんで、まめだって申上げたものですから、仕事はなし、新聞は五種いついろも見ていらっしゃる沢井の奥様。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「はアい」いいしおにしてそこへ立つと、中には女の一人客、五種いついろ六種むいろの料理を取ってキチンと静かにくつろいでいる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八百屋の店には、朝市へ買出しに行つた車がまだ帰つて来ないので、昨日の売残りが四種よいろ五種いついろ列べてあるに過ぎなかつたが、然しお定は、其前に立つと、妙な心地になつた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)