五月目いつゝきめ)” の例文
段々月日が立ちますと、お照は重二郎の養子に来る前に最う身重みおもになって居りますから、九月の月へ入って五月目いつゝきめで、おなかが大きく成ります。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と是から金を懐中して髪結の長次を誘い、遊びに参りましたが、若草は勤めのうちで懐妊して五月目いつゝきめでござりましたが、是れは滅多に無い事で、余程よっぽど惚れなければ身重になる事はございますまい。