“五張”の読み方と例文
読み方割合
いつはり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
提灯ちょうちん五張いつはり、それも弓張ゆみはり馬乗うまのりの定紋つきであった。オーバアの紳士、道行を着た年配者、羽織袴のは、外套を脱いで小脇に挟んでいる。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
五張いつはり六張むはりの蚊帳を積んだ車の上に私等の兄弟は載せられます。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)