トップ
>
二人前
>
ににんまえ
ふりがな文庫
“
二人前
(
ににんまえ
)” の例文
或日
(
あるひ
)
正寧が
偶
(
たまたま
)
この事を聞き知って、「辞安は足はなくても、腹が
二人前
(
ににんまえ
)
あるぞ」といって、女中を戒めさせたということである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「いない、いない、どこかへ行っちまった。あの奥さんなら
二人前
(
ににんまえ
)
ぐらい
肥
(
ふと
)
ってるんだから、すぐ分るはずだけれども、やっぱりいないわよ」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「それでは天ぷらを
二人前
(
ににんまえ
)
」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「それからボイにおいトチメンボーを
二人前
(
ににんまえ
)
持って来いというと、ボイがメンチボーですかと聞き直しましたが、先生はますます
真面目
(
まじめ
)
な
貌
(
かお
)
でメンチボーじゃないトチメンボーだと訂正されました」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“二人”で始まる語句
二人
二人連
二人共
二人静
二人限
二人三人
二人分
二人扶持
二人切
二人伴