乾柿ほしがき)” の例文
母親達はあるいは繭を、あるいは手繰てぐり生糸きいとを、あるいは乾柿ほしがきを、あるいはわらつとに入れた泥だらけのわさびなどをそっと持ち出して来ては、その三分の一にも値いしないものと交換する。
乾柿ほしがき 三一・四九 一・五〇 〇・一二 六五・二二 — 一・六七
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)