“乳房（ちつこ）” の例文

側（そば）に居（ゐ）るやうな氣（き）がして思（おも）はず顧（かへり）みることもあるのであつた。彼（かれ）はお品（しな）を思（おも）ひ出（だ）すと與吉（よきち）を抱（だ）いては「なあ、おつかあは居（ゐ）ねえんだぞ、おつかあが乳房（ちつこ）欲（ほ）しがんねえんだぞ」と始終（しじう）いつて聞（き）かせた。

土 (旧字旧仮名) ／ 長塚節(著)

“乳房”の意味

《名詞》
乳房（にゅうぼう、ちぶさ）

哺乳類のメスが具える外性器の一つ。女性では乳腺から乳汁を分泌し、哺乳器としての機能を内包する。
(出典:Wiktionary)

“乳房”の解説

乳房（にゅうぼう、ちぶさ）は、哺乳類のメスがそなえる外性器の1つkb_Nipp。構造上は外皮と密接な関係がありkb_Nipp、女性では乳腺から乳汁を分泌し、哺乳器としての機能を内包するkb_Nipp。その形状や大きさには個人差、年齢差があり、乳腺の分泌期とそうでない時期によっても異なるkb_Nipp。女性では10歳前後から発達し始め、成人では前胸壁の大胸筋上に半球状（椀状）に隆起し、底面の直径は平均で10～12㎝ほどであるkb_Nipp。
(出典:Wikipedia)

乳	常用漢字 小６ 部首:⼄ 8画
房	常用漢字 中学 部首:⼾ 8画