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乙松
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おとまつ
ふりがな文庫
“
乙松
(
おとまつ
)” の例文
「昨夜
亥刻
(
よつ
)
少し過ぎ(十時過ぎ)小僧の
乙松
(
おとまつ
)
が
離屋
(
はなれ
)
の前で嫁のお袖に逢つたさうですよ。月は良かつたし、間違ひはないつて言ふが」
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小僧の
乙松
(
おとまつ
)
が、宵暗の
離屋
(
はなれ
)
の入口で見たのは、お袖ではなくて、この姉のお幾だつたことは言ふ迄もありません。
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
亡
(
な
)
くなつた番頭の伊八さんで、——
尤
(
もつと
)
も朝戸を開けて、庭を見廻るのは小僧の
乙松
(
おとまつ
)
の仕事で、へエ——」
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「他じゃございませんが、私の弟の
乙松
(
おとまつ
)
というのが、七日ばかり前から
行方
(
ゆくえ
)
知れずになりました」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「他ぢや御座いませんが、私の弟の
乙松
(
おとまつ
)
といふのが、七日ばかり前から
行方不明
(
ゆくへしれず
)
になりました」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「何をニヤニヤして居るんだ、
乙松
(
おとまつ
)
の行方が解つたのか」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿