“おとまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乙松75.0%
音松25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くなつた番頭の伊八さんで、——もつとも朝戸を開けて、庭を見廻るのは小僧の乙松おとまつの仕事で、へエ——」
「他じゃございませんが、私の弟の乙松おとまつというのが、七日ばかり前から行方ゆくえ知れずになりました」
八丁堀の与力よりき満谷剣之助みつたにけんのすけという、名を聞くとばかに強そうな人が、金山寺屋きんざんじや音松おとまつという眼明めあかしと、ほか五、六人のおも立った御用の者をつれて、どやどやとはいりこんで来た。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)