“主思”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうおも50.0%
しゅおも50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるべく二銭五厘の湯銭を活用しようと云う精神からして、かように赤くなるのだろうが、早く上がらんと湯気ゆけにあがるがと主思しゅうおもいの吾輩は窓のたなから少なからず心配した。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
主思しゅおもいな乳母のおたみは、ジリジリと背中の熱くなるのをこらえて、狂わしく、声をふりしぼった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)