主思しゅうおも)” の例文
なるべく二銭五厘の湯銭を活用しようと云う精神からして、かように赤くなるのだろうが、早く上がらんと湯気ゆけにあがるがと主思しゅうおもいの吾輩は窓のたなから少なからず心配した。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)