“主典”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅてん50.0%
すてん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アルプスのモン・ブランにもなく、シエラ・ネヴァダのマウント・ホイットニイにも見られない町である。浅間神社の主典しゅてん、富士武雄氏の好意ある接待に預かり、絵ハガキや案内記を頂戴する。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
この日の五条総門は、もと薔薇園しょうびえんの辺から主典すてんつじ、車大路まで、供待ちの馬や車でいっぱいだった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)