中抜なかぬき)” の例文
大滝村おおたきむらという処に不動様がありまして、そのわきに掛茶屋があって、これに腰を掛けて居ります武士さむらいは、少し羊羹色ようかんいろではありますが黒の羽織を着て、大小を差して紺足袋に中抜なかぬきの草履を穿
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)