“大滝村”の読み方と例文
読み方割合
おおたきむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大滝村おおたきむらという処に不動様がありまして、そのわきに掛茶屋があって、これに腰を掛けて居ります武士さむらいは、少し羊羹色ようかんいろではありますが黒の羽織を着て、大小を差して紺足袋に中抜なかぬきの草履を穿
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それから東北ひがしきたへと走っている嶺を伝わって下って行けば、ついには一つのながれに会う、その流に沿うて行けば大滝村おおたきむら、それまでは六里余り無人の地だが、それからは盲目めくらでも行かれる楽な道だそうだ
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)