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両脛
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りょうすね
ふりがな文庫
“
両脛
(
りょうすね
)” の例文
その時はあぐらにした
両脛
(
りょうすね
)
を手でつぶれそうに堅く握って、胸に余る興奮を静かな太い声でおとなしく言い現わそうとしていた。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「それでお鈴という女は、あんたのその男と一緒ですかね。」笹村は壁に倚りかかりながら、立てた
両脛
(
りょうすね
)
を両手で抱えていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
それはテナルディエの上さんに打たれた跡であった。
露
(
あら
)
わな
両脛
(
りょうすね
)
は赤くかじかんでほっそりしていた。鎖骨の上が深くくぼんでいるのを見ると、かわいそうで涙がこぼれるほどだった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌