両脚あし)” の例文
旧字:兩脚
人間と人間との間の板挟いたばさみにされ、両脚あしは宙に浮いて身体が波の動揺のままにゆさぶられているのです。
『オイオイ。ここは湊屋の仁三郎が長うなっとる。誰か両脚あしの方ば抱えやい』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)