不義わるさ)” の例文
あ……それじゃア何か二人ともにまア不義わるさアして居ただアな、いゝや隠さねえでもい、不義わるさアしたってい、い/\/\能くした、かくなるもんだアな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何故うちへ引入れた、何故敷居をまたがしたよ、屋敷奉公をしていながら、不義わるさアして走って来るような心得違こころえちがえな奴は、此処こゝから勝手次第に何処どこへでもくがえと小言を云って
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
い事は覚えねえで不義わるさアして、此処こけへ走って来ると云うは何たる心得違こゝろえちげえなア親不孝の阿魔だか、呆れ果てた、われの根性を見限って勘当してくれるから、何処どけへでも出て
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)