“不及”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
およばず66.7%
およばざ11.1%
ふきふ11.1%
ふきゅう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もつとも佛體そのまゝ引渡すには不及およばず、歡喜天の額上にはめ込みたる夜光の珠のみにて宜しく、それを拔き取りて、堂内の壇上に安置されたく候。
京都に奏上して「政道奏聞に不及およばざ」る祖法を覆えしたこと、同じく各藩論を従前通り無視する代りに在府諸侯に開鎖意見を徴したこと
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
五と六と相合さうがふして、七百二十氣を一紀となす、凡べて三十歳なり、千四百四十氣、凡べて六十歳なり、而して不及ふきふ太過たいくわこゝに皆あらはる、と云つて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
不及ふきゅう先生の歩術でも習え」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)