トップ
>
不二子
>
ふじこ
ふりがな文庫
“
不二子
(
ふじこ
)” の例文
赤彦君は、『ありがたう。おれにいただかせろ』といつた。こゑは既にかすかで、一語一語骨が折れる風であつた。夫人の
不二子
(
ふじこ
)
さんは護符を以て
俯伏
(
うつぶ
)
してゐる赤彦君の
頭
(
かしら
)
を
撫
(
な
)
でた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
姉の
不二子
(
ふじこ
)
さんは今年二十二歳、仲々の才媛で、
内地
(
ないち
)
の女学校を卒業した上、外交官の伯父さんの監督で、二年程欧洲へ勉強に行っていたこともある位、類なき美貌の上にこの
閲歴
(
えつれき
)
だから
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“不二”で始まる語句
不二
不二家
不二山
不二麿
不二夫
不二屋
不二峰
不二庵
不二形
不二雄