“不二峰”の読み方と例文
読み方割合
ふじがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとり沈思のあゆみを築山の彼方あなた、紅葉うるはしき所に運びぬ、会衆の笑ひ興ずる声々も、いと遠く隔りて、こずゑに来鳴く雀の歌ものどかに、目を挙ぐれば雪の不二峰ふじがね、近く松林の上に其いただきを見せて
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)