三野みの)” の例文
ここに天皇、三野みのの國の造の祖、大根おほねの王が女、名は兄比賣えひめ弟比賣おとひめ二孃子ふたをとめ、それ容姿麗美かほよしときこしめし定めて、その御子大碓おほうすの命を遣して、し上げたまひき。
中日賣の命の御子、の荒田の郎女、次に大雀おほさざきの命、次に根鳥ねとりの命三柱。弟日賣の命の御子、阿部の郎女、次に阿貝知あはぢ三腹みはらの郎女、次に木の菟野うのの郎女、次に三野みのの郎女五柱。
の國より針間はりまの國に到り、また追ひて稻羽いなばの國に越え、すなはち旦波たにはの國多遲麻たぢまの國に到り、東の方に追ひ𢌞りて、ちか淡海あふみの國に到り、三野みのの國に越え、尾張をはりの國より傳ひて科野しなのの國に追ひ