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三蔵
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さんぞう
ふりがな文庫
“
三蔵
(
さんぞう
)” の例文
旧字:
三藏
(いや、唐の
三蔵
(
さんぞう
)
の再生だとおっしゃった)など、本人はすこしも知らない沙汰が、まちまちにいいふらされて、それにつられて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢島
優善
(
やすゆき
)
が隠居させられた時、跡を
襲
(
つ
)
いだ
周禎
(
しゅうてい
)
の
一家
(
いっけ
)
も、この年に弘前へ
徙
(
うつ
)
ったが、その江戸を発する時、三男
三蔵
(
さんぞう
)
は江戸に
留
(
とど
)
まった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
寒蝉敗柳
(
かんせんはいりゅう
)
に鳴き大火西に向かいて流るる秋のはじめになりければ心細くも
三蔵
(
さんぞう
)
は二人の弟子にいざなわれ
嶮難
(
けんなん
)
を
凌
(
しの
)
ぎ道を急ぎたもうに、たちまち前面に一条の大河あり。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
青鷺組
(
あおさぎぐみ
)
の
三蔵
(
さんぞう
)
は、犬山から四里ほどの地、
大留
(
おおとめ
)
の城主、
森川権右衛門
(
もりかわごんえもん
)
のところへ、池田勝入の密書をもって、使いに行っていた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“三蔵”の意味
《名詞》
大和朝廷の斎蔵、内蔵、大蔵の総称。
仏教で経蔵、律蔵、論蔵。また、それに通じた僧。特に玄奘。
天台宗で小乗のこと。
(出典:Wiktionary)
“三蔵”の解説
三蔵(さんぞう、pi: Tipiṭaka, ティピタカ、sa: Tripiṭaka, トリピタカ)は、仏教における経蔵・律蔵・論蔵の3つのことであり、仏教の典籍を総称したもの原語のTi, Tri は「3」、piṭaka は「籠」を意味し、3つの籠という意味である。。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“三蔵”で始まる語句
三蔵法師