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三箇日
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さんがにち
ふりがな文庫
“
三箇日
(
さんがにち
)” の例文
或
(
あるひ
)
は飲過ぎし年賀の
帰来
(
かへり
)
なるべく、
疎
(
まばら
)
に寄する
獅子太鼓
(
ししだいこ
)
の
遠響
(
とほひびき
)
は、はや今日に尽きぬる
三箇日
(
さんがにち
)
を惜むが如く、その
哀切
(
あはれさ
)
に
小
(
ちひさ
)
き
膓
(
はらわた
)
は
断
(
たた
)
れぬべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
必勝の進軍、間近し。
初春
(
はる
)
三箇日
(
さんがにち
)
は、大いに飲み、大いに心胆を養っておくがよろしい
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
子供が
三箇日
(
さんがにち
)
にも着物を着換える事ができないのだそうだ。仕方がない。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三箇日
(
さんがにち
)
と新年宴會の五日は、會社も休みだつた。
大晦日
(
おほみそか
)
迄はたてこんでゐた醉月も、元日には客といつては三田一人で、三番の野呂も休暇を利用して東京にゐる妻子のところへ行つてしまつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
“三箇日”の意味
《名詞》
1月1日から3日までの3日間。
(広義)ある特定の行事のある3日間。
(出典:Wiktionary)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
箇
常用漢字
中学
部首:⽵
14画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“三箇”で始まる語句
三箇
三箇所
三箇角兵衛