“七尾”の読み方と例文
読み方割合
ななお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
等伯は能登七尾ななおの人で、京都へ出て狩野派を学んだがあきたらず、雪舟第五世を自称して水墨画にはげみ、かつ最も牧谿もくけいに私淑した。
氏はその一一一六六六という番号を基調に、間もなく彼女が子爵脇坂わきざか夫人であり、かの老人が家付きの七尾ななお医師であることを知った。
地図にない街 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
「……お見忘れでございましょうか。私は八年前に、七尾ななおの御城下であなた様に救われた浪人者の父子のひとりでございます」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)