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『長谷川等伯の「松林図屏風」』
ふりがな文庫
『
長谷川等伯の「松林図屏風」
(
はせがわとうはくの「しょうりんずびょうぶ」
)
』
水墨の絵から何か一つ選ばうと思案する間もなく、長谷川等伯の松林図屏風がはうふつと目の前に現はれた。上野の博物館にあるもので、いくたびかそこで見、そのたびに感動の溜息をついた絵だ。 六曲一双つまり十二扇の大画面に、濃淡およそ二十本ばかりの松が …
著者
吉野秀雄
ジャンル
芸術・美術 > 絵画 > 日本画
初出
「東京新聞」1964(昭和39)年11月28日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
猿猴
(
ゑんこう
)
屏風
(
びやうぶ
)
牧谿
(
もくけい
)
七尾
(
ななお
)
智積
(
ちしやく
)
藁筆
(
かうひつ
)