“ななお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七尾80.0%
七生10.0%
七緒10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏はその一一一六六六という番号を基調に、間もなく彼女が子爵脇坂わきざか夫人であり、かの老人が家付きの七尾ななお医師であることを知った。
地図にない街 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
安房あわの佐久間村の今の大字は大字イ、大字ロ、大字ハというように附けてある。また八王子の附近南多摩郡忠生ただお村・七生ななお村のある大字では字第一号、字第二号というように番号を地名にしている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
吟味の内容がどんなことだったか、きびしく口外を禁じられたそうでわからず、次に原田十内と伊原やえ、同じくむすめの七緒ななおが呼びだされた。
十八条乙 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)